26才の時に、かねてからの夢だった南米一人旅へ出発しました。約10ヶ月かけてペルー、ボリビア、ブラジル、パラグアイ、アルゼンチンを渡り、世界遺産であるペルーのマチュピチュやブラジルのイグアスの滝、ボリビアのポトシ銀山など、一度は訪れてみたいと思っていた所を見て周りました。ペルーのコルカの谷では、本当にコンドルが飛んでいるのを見ることもできました!


実際は英語も通じない国で、バスに乗るのも一大事のいきあたりばったりの旅。
道中、バスが川にはまって立ち往生したり、自称ミュージシャンのペルー人を拾って一緒に旅をしたり、なぜか現地人に気に入られ公共施設の管理人になってみたり…。

初めはただの若い日本人だった私も、帰国するころには、強盗も寄り付かないほどの立派な(!?)貧乏旅行者になっていました。
危険と隣り合わせで必死に毎日を送ったこの旅を通して、「人間腹を据えて取り組めば大抵のことは何とかなるもんだ」と学びました。