9月 22, 2008

9月22日(月)

[日記] —

            cern200.jpg                  今年7月に「ダ・ヴィンチ・コード」で一躍有名になったダン・ブラウンの「天使と悪魔」という小説を読みました。この本には欧州合同原子核研究機関、通称CERN(セルン)が全長27kmの大型ハドロン衝突型加速器(LHC)を建設し、光速近くまで加速したふたつの粒子をぶつけビッグバンを再現させるという話しが発端になり、秘密結社イルミナティによる事件が起こるという設定になっています。この小説は「ダ・ビンチ・コード」より3年前の2000年に刊行されたそうですが、9月7日の日本経済新聞を読んでいて驚きました。
 今月10日からCERNがその実験を開始し、結果如何ではブラックホールが誕生する可能性もありということです。
 小説ではこの実験により、1グラムで20キロトンの核爆弾に相当するエネルギーをもつ反物質が生成されるのですが、どのような実験結果が出るのか楽しみです。

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