6月 1, 2009

6月1日(月)

[日記] —

028.JPG                                                                                               うっほほ~い。ギブスが取れた!4週間四六時中片時も離れることなく一緒に過ごしてきて、もはや私の属性になりかけていたギブスが取れた。そう思うとここで離ればなれになるのは一抹の寂しさを覚えぬでもないが、盛者必滅・会者定離は世の常。ギブスよこれからは一人で生きてくれ。
 病院でギブスをカットし腕を洗ったときには4週間分の垢が、あとからあとから止めどなく出てきて「ああまだ我が身は活発に新陳代謝をしておる」などとと感慨に耽るわけもなく、きりがないので垢擦りはそこそこにして診察室へ。先生の見たてによるとレントゲンでは骨はまだ完全にくっついているわけではないが、ずれてはいないのでギブスはやめて今日からサポーターにしましょうということに相成りました。
 4週間体を動かすこともなく飯食って、酒を飲むという日々を過ごした当然の結果として、腹のまわりにはたっぷりの脂身が蓄積されました。矢も楯もたまらず夕方帰宅後サンドームへ行きましたが、やはり左腕はまだほとんど使えずトレーニングはほんの気休め程度しかできませんでした。(要は腕を使わなくても良いマシンのみですな)ジョギングにはほとんど影響はないものの、1ヶ月のブランクは私から持久力と脚力と心肺機能を奪い去ってしまいました。
 思えば骨折前日の5月2日には初めて40周(12km)走り、この分だと5月は150kmくらいは余裕で走れちゃうかもね、などと今思えば脳天気な皮算用をしていたのが嘘のようです。人間一寸先は何があるかわかりませんね。無事これ名馬、君子危うきに近寄らずのたとえもあるし、怪我には気を付けねば(といってもどうやって気を付けるんだという気もするが)と痛感しています。怪我による痛みや苦しみもあるけれど、それによってできなくなったことが大きい。
 家に帰ると長女が「おとうさんギブス解放おめでとう」の手製の横断幕を作ってくれていて、思わず涙ぐむとともにいつもにもまして晩酌がはかどりました。ただ骨折部分の痛みはないものの、ずっと手首を動かしていないので可動範囲は制限され、その部分での痛みはまだまだあります。今後はリハビリに努め1週間後の完全復活を目指します。

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